受動喫煙防止対策支援補助金の申請は今からでも間に合う?間に合わなかったときの対処法までを解説

4月の改正健康増進法の施行まで残り1か月を切りました。この法令施行によって多くの施設が屋内禁煙となるわけですが、受動喫煙防止支援補助金制度などを利用して分煙対策を行う店舗や施設も多いでしょう。

しかし、補助金や助成金の申請には期限があります。今からの申請でも補助金を受けることはできるのでしょうか。そしてもし間に合わなかった場合の対処法としてはどのような方法があげられるでしょうか。

今回は、受動喫煙防止対策補助金の申請期限と、補助金申請に間に合わなかった場合の対処法などについてご紹介していきたいと思います。

受動喫煙防止対策支援補助金の申請期限について

まず、厚生労働省が発表した受動喫煙防止支援補助金の申請期限についてですが、4月10日までに分煙対策を行えない事業計画の場合は申請が不可となります。ですので、結論から申し上げますと、今から申請をしても厳しい場合が殆どであるといえるでしょう。

そもそも分煙対策にかかる補助金申請には下記の手順を踏まなければなりません。

① 喫煙室の導入に向けた設置場所や製品の検討、打合せを行う

② 補助金制度の内容確認と申請書類、資料の準備

③ 補助金の交付申請(審査期間は約1か月)

④ 労働局より、交付決定通知書を受け取る(工事開始)

⑤ 工事完了後に工事費用を一括で支払う(領収書と明細を受け取る)

⑥ 工事実績報告の資料を写真や基準となる風速などの結果も添付して労働局へ提出

⑦ 助成交付額決定通知書が発行される(この時点で全面禁煙にしていなければならない)

⑧ 請求書を労働局へ提出

⑨ 助成金振り込み

審査期間が約1か月かかる上に、4月10日までに工事を行えなければなりませんので、どんなに急いで申請をしたとしても、間に合わない場合が殆どです。

補助金申請が間に合わない時の対処法

補助金申請に間に合わなかったとしても、やはり喫煙者のお客さんにも今後も継続して来店してもらうためには分煙対策は必須であるといえるでしょう。むしろ、売り上げと分煙対策を講じるための費用を計算したうえで、将来収支に見合うのであれば如何にしてでも分煙対策を講じるほかないといえるのではないでしょうか。

リース契約をする

補助金制度は分煙対策にかかる費用を一括で支払う場合に限って、その費用を助成される制度ですので、そもそも一括で費用を支払うのが厳しいという方も少なくないはずです。

そういった場合には、リース契約をして、月々の料金を支払っていくという方法もあります。

 

一旦全面禁煙にする

それから、すぐに分煙対策における基準を満たしたエリアやブースの構築、設置が難しい場合は、一旦全面禁煙にしてしまって、徐々に工事を進めていくという方法もあります。お客の割合として喫煙者が多くなく、分煙を急いでいないが将来的には分煙したいという方はこちらの方法でも良いかもしれません。

分煙対策にかかる補助金、助成金の追加の可能性

とはいえ、やはり分煙にかかる費用は比較的抑えたいのが本音ではないでしょうか。今回の受動喫煙防止対策支援補助金に関しては申請が間に合わないとご説明しましたが、こうした分煙対策にかかる補助金、助成金が追加で発表される可能性はあるのかというところが気になります。

実は補助金の予算というのは4月の年度初めに発表される場合が殆どです。ですので、4月から5月、もしくは遅くなってもオリンピックが開催されるまでにはもう一度補助金申請の受付が発表される可能性もあるでしょう。

というのも、この分煙対策はオリンピックに向けた対策でもありますので、政府としては是が非でもオリンピック開催までにはこれらの対策を万全にしておきたいという意向があるからです。

ですので、今回助成金、補助金の申請が間に合わなかった方はいったん全面禁煙として、来年度補助金の申請が始まった時点ですぐに工事に入ることができるように今のうちから分煙対策にかかる準備などを始めておくと良いかもしれません。ただ、来年度の補助金追加情報に関しては正式な発表はされておらず可能性の話にとどまり、本記事は助成金の追加を保証するものではございませんのでご注意ください。

まとめ

昨年度発表された受動喫煙防止対策支援補助金に関してはすでに申請は間に合わない状況です。しかし、4月には改正健康増進法が施行され原則屋内禁煙となりますので分煙対策をしていない場合は屋内で喫煙することは認められません。

とはいえ、先ほどご紹介したように、もしかすると来年度も追加で分煙対策にかかる補助金が発表される可能性もありますので、早い場合で7月から8月の間に工事ができるようなスケジュールで分煙対策を構築する計画を立てておいても良いでしょう。ただ、追加の補助金については厚生労働省などから正式な発表は未だなく、可能性の話ですのでご認識ください。

また、最新の補助金情報などが発表され次第、分煙対策くんでは随時記事更新を行っていきます。

もし分煙対策に関してご不明な点がある場合や、検討されている方は一旦弊社までお問い合わせください。

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