禁煙にしていたパチンコ店がこれから分煙にする方法

4月1日より改正健康増進法が施行されたことで、屋内においては多くの施設で全面禁煙となりました。これはパチンコ店でも例外ではなく、これまでに遊技場でたばこを吸いながら遊戯をしていたということも今後は認められなくなったということです。

そうしたことで、分煙などを行うよりも、手っ取り早く屋内は全面禁煙にしてしまおうと、全面禁煙に乗り切ったパチンコ店も多いのではないでしょうか。しかし、一部ではパチンコ店が全面禁煙になったことでお客側から『分煙にしてほしい』などの意見が寄せられたという例もあるようです。

今後も多くのお客に楽しんでもらうためにもお客の意見はなるべく幅広く取り入れたいところです。

そこで今回は、一旦禁煙にしていたパチンコ店が、これから分煙にする方法について解説していきます。

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禁煙のパチンコ店を分煙にすることはできる?

そもそも、一旦全面禁煙にしてしまったパチンコ店を後から分煙にすることはできるのかという点ですが、一旦全面禁煙にしてしまったとしても、もともと全面禁煙であったとしても後から分煙にすることは可能です。

ただ、分煙を行う際は、禁煙の場所に煙が漏れないためのシステムを導入したり、周知の看板を掲示したりしなければなりませんので、一定期間の間準備が必要であることを念頭に置いておきましょう。
パチンコ店の分煙方法は以前のコラムでも解説しましたが、下記の3点です。

①分煙パーソナルボックスの設置

②加熱式たばこ喫煙室の設置

③禁煙室の設置

基本的に、最初から分煙にしていた場合でも、一旦禁煙にしてから分煙にする場合でも分煙の仕方に変化はありません。パチンコ店の分煙については下記の記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。

喫煙率50%以上のパチンコ店も原則屋内喫煙禁止に。分煙対策をすれば喫煙も可能?

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禁煙にしていたパチンコ店を分煙にするメリット

もちろん、一旦禁煙にしていたパチンコ店を改めて分煙にするには、コストや時間ももちろんかかるわけです。しかし、パチンコ店の喫煙率は50%を超えるといわれており、禁煙にすることで愛煙家のお客の客離れも予想できます。とはいえ、一定数の愛煙家のために時間もコストもかかるなか、禁煙にしていた店舗を分煙にするメリットとはどのような事項があげられるのでしょう。

考えられるメリットは、下記の4点です。

①ポイ捨て等のリスクを防ぐことができる

②お客同士のトラブルを防ぐことができる

③愛煙家のお客が他店へ流れてしまうのを防ぐことができる

④顧客満足度が上がることで口コミが良くなる

ポイ捨て等のリスクを防ぐことができる

禁煙にしたことで、喫煙者のお客がどこでたばこを吸っていいかわからず屋外のいろいろなところでたばこを吸ってしまうということが懸念されます。その点、分煙は屋内にきちんとたばこが吸える場所を設けるわけですから、ポイ捨て等のリスクを禁煙にした場合よりも大幅に抑えることができるでしょう。

また、ポイ捨てによる近隣店舗からのクレームも防ぐことができます。

お客同士のトラブルを防ぐことができる

また、ポイ捨て等もそうですが、禁煙にしたことで色々な場所でたばこを吸う人が増えると、受動喫煙を気にした非喫煙者からクレームが発生する可能性があります。特に、現在も大流行している新型コロナウイルスに関しては一定数肺への影響もあると懸念されているので、受動喫煙が容易にできてしまう環境ではお客同士のトラブルを招いてしまう可能性もあるでしょう。

その点、分煙にすることで煙の流入を防ぐ措置などが必要になるため、お客同士のトラブルを防ぐことにつながります。

愛煙家のお客が他店へ流れてしまうのを防ぐことができる

特に、パチンコ店は来店するお客の過半数以上が喫煙者であるといわれています。遊戯と喫煙はセットで娯楽の一つであると考えている方も多いのでしょう。全面禁煙にしたままですと、愛煙家のお客が分煙された他店へ流れてしまうケースもあるかもしれませんが、分煙を行っている場合は、他店へ流れていくのを防ぎ、結果的に集客につなげることができます。

顧客満足度が上がることで口コミが良くなる

このように、禁煙のままでは喫煙者のお客の肩身が狭くなったり、屋外なら良いとどこでもたばこを吸ってしまうお客がいれば、非喫煙者からのクレームが逆に増えてしまったりする可能性があるということです。

そこで、喫煙者も非喫煙者も過ごしやすい『分煙』の対策をとることで、顧客満足度が向上することにつなげることができます。そして、口コミでよいうわさが広がることで、結果的に集客効果を得ることにもつながるかもしれません。

禁煙にしていたパチンコ店を分煙にするデメリット

とはいえ、一旦禁煙としていたのに後から分煙をするとなると、逆にデメリットが生まれてしまう場合もあります。

それは、

①非喫煙者から、禁煙が良かったといわれる

②分煙費用がかかる

③喫煙室は、遊技場にはできない

の上記の理由などです。

非喫煙者から禁煙が良かったといわれる

これまで、パチンコ店に行きたくても煙の臭いが苦手でなかなか足を運べなかったという方もいるはずです。一旦は禁煙になっていたことで、訪れていた非喫煙者が、たばこを吸えるエリアができたことによって、来店を拒むケースもあるかもしれません。

こうしたことを防ぐためにも禁煙エリアに煙が流入しないための構築は入念におこなっておかなければならないといえるでしょう。ちなみに、煙の流入を防ぐための対策は、『技術的基準』といわれており、技術的基準に関しては下記の記事にて詳しく解説しているのでご覧ください。

喫煙室を設置する際の技術的基準とは?適切な基準を知って効果的な分煙対策をしよう

分煙費用がかかる

また、禁煙にしておくだけでは、清掃費等がかかったとしても多大なるコストはかかりません。しかし、分煙を行うことで、高額な費用が発生する可能性があります。

それも、加熱式たばこエリアの設置や、喫煙室の設置など、屋内を大規模にリニューアルする場合は、工事が必要になってくるでしょう。休業にしてしまうと、その分利益が落ちてしまう可能性もあるので、分煙を行う場合は最短で済む方法を選択することが大切です。

その点、分煙ボックスは、加熱式たばこエリアの構築や、喫煙室の設置よりも早めに工事が終わるので、営業にあまり支障をきたしません。

分煙機の比較と、選ぶときのポイント

喫煙室は遊技場にできない

また、分煙にしたことで喫煙ができるといって来店するお客も増えるかもしれませんが、実は喫煙室や分煙ボックスを設けたからといって基本的にその場所で遊戯ができるというわけではありません。あくまでも屋内に喫煙ができる場所を設けただけなのです。

加熱式たばこエリアの場合は、例外として喫煙をしながらの遊技を認められていますが、紙巻きたばこの喫煙については、その場所で喫煙以外の行為ができないということを覚えておきましょう。

加熱式たばこと紙巻きたばこの専用喫煙室の違いと設置するときの注意点

まとめ

本記事では、一旦禁煙にしたパチンコ店の分煙の仕方とメリット、デメリットについて解説しました。一旦禁煙にしたことで、ある一定数のお客には『禁煙』のイメージが付きつつあるかもしれませんが、分煙を行う場合はしっかりと周知をすることで、再度愛煙家のお客を集客したり、非喫煙者も安心して遊戯ができる空間を作ることができるようになります。

今後はコロナウイルスによる営業自粛も解除され、徐々に客足が戻っていくと思われますので、誰もが快適な場所を作ることで結果的に集客にもつなげることができるでしょう。

一旦禁煙にしたパチンコ店での分煙に関しては、スピードが大切です。最短設置ができる分煙については、分煙対策くんでご相談を承っておりますので、ぜひ下記のお問合せ窓口からお気軽にご連絡ください。

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