新型コロナウイルスの影響で東京都のパチンコ店は休業要請。屋内禁煙化をどのように周知すべきか

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、東京都のパチンコ店などの遊戯施設においては緊急事態宣言に基づいて4月10日に休業要請が発表されました。

これにより、東京都の多くのパチンコ店は休業となるわけですが、4月1日に施行された改正健康増進法の内容、屋内禁煙の旨をまだ知らずにいるお客も少ないままであり、営業を再開したときには周知が行き届いておらず困ってしまうといったことにもなりかねません。

今回は、コロナウイルスの影響で休業になるパチンコ店の方々に向けて、有効的な屋内禁煙の周知の方法と、対策方法についてご説明してまいります。アフターコロナではいままでより多くのお客を気持ちのよい空気で迎え入れることができるよう、尽力していきましょう。

パチンコ店における屋内禁煙の周知方法

まずは、パチンコ店が休業要請の対象施設である旨の周知と合わせて、屋内禁煙になったこともつたえなければなりません。というのも、休業期間が終わり、営業が再開した際、以前と同じスタイルで『たばこを吸ってよい』『パチンコ台の近くに灰皿が設置されている』と認識されていれば、パチンコ店側の対応が増えかねないからです。

ここからは、パチンコ店における有効的な屋内禁煙の周知方法について解説していきます。

出入口付近への張り紙で周知

1つ目の方法としては、出入口付近に貼り紙を掲示して周知を行う方法です。緊急事態宣言で外出自粛要請が出ていることにより、外出をしている方はあまりいないかもしれませんが、休業のお知らせとともに、営業再開後は改正健康増進法の施行により屋内が禁煙になる旨も記載するとよいでしょう。

休業の周知と合わせて禁煙、分煙の事柄についても周知を行うことで、『休業』と『禁煙』をどちらもお客側に印象付けることができます。

Webサイトでの周知

2つ目はWebサイトを利用する方法です。お客は現在、外出自粛中でパチンコ店の休業の情報や営業再開の目途などをインターネットサイトを利用して検索をし、情報収集をしていると考えられます。ですので、WebサイトやSNSなどを運営している場合は、そちらを利用して周知を行うと、より多くのお客に情報を届けることができます。

また、SNSは繰り返し投稿することなども可能ですので、まだSNSを利用していない店舗については店舗用SNSを開始するのが良いでしょう。

デジタル看板等で周知

3つ目は、パチンコ店に多く設置されているデジタル看板を利用する方法です。現在人通りは少ないかもしれませんが、デジタル看板は公道に面しており、LEDなどを利用した訴求力の高いものがほとんどですので、不特定多数の人へのアプローチを見込むことができます。

パチンコ店で禁煙の周知が行き届いていない場合のリスク

一方、パチンコ店でコロナウイルスによる休業後に営業を再開した際、禁煙の周知がお客側に行き届いていなかった場合、どのようなリスクが考えられるでしょうか。

ポイ捨てなどが増える

周知が行き届いていないまま、灰皿だけがなくなっていると、ポイ捨てなどにつながる場合があります。改正健康増進法の内容にもありますが、出入口付近などわかりやすく目につく場所に標識を掲示したり、1席1席に禁煙の旨を貼り紙などで貼り出すとよいかもしれません。

パチンコ店の対応が増える

『灰皿はないのか』『禁煙になるなど知らなかった』などというお客に対しての対応が増える可能性があります。法律で決められた事項とはいえ、周知がなかったなど足元を救われることにならないよう、しっかりと事前の周知と、事後の周知も徹底して行いましょう。

通常通り喫煙をするお客がでる場合も

また、禁煙になったことを知らずに、通常通りに喫煙をしてしまうお客が出てしまうといったこともあるでしょう。この場合は、喫煙をさせてしまった店舗側にも責任が問われる可能性もありますので十分な注意と隅々にわたる周知が重要になってきます。

罰則に関しましては下記の記事にも詳しくご説明しておりますのでご覧ください。

改正健康増進法は、違反したら罰則が!?受動喫煙防止のルールと分煙対策のポイントをおさらい

アフターコロナへの対策は今から

パチンコ店に至っては、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、東京都では現在休業中の店舗がほとんどであると思います。休業補填として補正予算が組まれているものの、パチンコ業界では大幅な業績不振ともなるでしょう。

そこで大切になってくるのが、アフターコロナへの対策です。コロナウイルスが収束に向かった際、いかにして集客をするか、いかにしてこれまでよりもクリーンな空間でお客に遊戯を楽しんでもらうかが重要になってくるということです。

ここからは、アフターコロナに向けて、パチンコ店が今からすべき対策について解説していきます。

健康に気を遣う人がさらに増える可能性が

まずは、非喫煙者も喫煙者も快適に遊戯を行うことができるよう、分煙対策を行うことが一つ目の対策です。

コロナウイルスの感染による重症化と喫煙は、深い関係性があるのではという見解があります。こうした見解により、今後はさらに健康に気を遣う方が増える可能性があります。これまで紙巻きたばこを喫煙していた方も、もしかすると紙巻きたばこよりは体への害が少ないといわれている加熱式たばこに変更するかもしれませんし、はたまた禁煙のきっかけとなるかもしれません。

こうした非喫煙者、そしてこれまで通りに喫煙を続ける方がどちらも快適に遊戯を行えるように、完全分煙をするということがアフターコロナの集客の鍵になってくることが予想されます。

休業中をうまく利用して

ただ、喫煙エリアを構築したり、分煙ボックスを設置したりという作業は、一定の期間を要します。休業中をうまく利用して分煙措置をとることで、営業再開後、完全にクリーンな空気でお客を迎え入れることができるでしょう。逆にいうと、コロナの休業期間をうまく活用してアフターコロナの集客対策を行うということです。

パチンコ店に訪れるお客のうち、半分以上は喫煙客であるという調査データも出ています。コロナウイルスの感染予防として、若干数喫煙率が減る可能性もあるものの、パチンコの遊戯と喫煙をセットの娯楽であると考えている方も少なくありません。

喫煙率50%以上のパチンコ店も原則屋内喫煙禁止に。分煙対策をすれば喫煙も可能?

休業中に分煙対策で利用環境を整えて、非喫煙者、喫煙者ともに多くのお客に快適に利用してもらえる環境作りをしていきましょう。

まとめ

現在、コロナウイルスの影響で東京都では多くの施設が休業の対象となっています。喫煙者のお客の多いパチンコ店にとっては、原則屋内禁煙の旨の周知はもちろん、分煙対策もできぬまま休業に入ってしまったという店舗も少なくないでしょう。

しかし、逆に言えば休業期間を利用してアフターコロナに向けた集客対策を行えば、全面禁煙とした多くのお店よりも集客をすることができるようになるかもしれません。何せ、パチンコ店への来店客の喫煙率は50%を超えているのですから、分煙対策をすれば喫煙ができるパチンコ店として、これまでより多くのお客を呼び込むこともできるでしょう。

パチンコ店が4月1日から『全面禁煙』にするとどんなデメリットが?

弊社では分煙に関する様々なお問い合わせを随時受け付けております。大変な時ではございますが、収束を願ってアフターコロナへの対策を前倒しで行っていきましょう。

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